英語の資格はどれを取ればいい?TOEIC、英検、TOEFL、IELTSの特徴を分かりやすく紹介。

英語 資格

TOEIC、英検、TOEFL、IELTSの特徴と対策

英語の資格

英語の資格、どれを取得したらいい?

英語は旅行やビジネスで使える外国語として、ナンバーワンの人気を誇る言語。TOEICや英検といったメジャーな英語資格は、高校や大学入試の際に有利に働いたり、社会に出てからも昇進・昇格の要件とされたり、グローバル社会の本格到来に備えて、その需要は高まり続けています。しかし一方で、数多くの英語資格は、それぞれがどのような特徴があるのか、把握しきれていない人も多いのではないでしょうか。

今回紹介するTOEIC、英検、TOEFL、IELTSの4つのメジャーな英語資格は、日常・ビジネス・アカデミックなど、出題される問題の傾向が異なり、試験全体の難易度や問われる英語能力もばらばらです。「ビジネス文書を扱う能力を証明したい」「英会話で鍛えたスピーキングの力を試したい」など、自分の目的に合った資格を選ぶことが大切です。

まずはそれぞれの英語資格の特徴を掴み、個別ページで対策をチェックしてみましょう。

  1. 01TOEIC - 日本で最も知名度が高い英語の資格
  2. 02英検 - 文科省お墨付きの英語資格
  3. 03TOEFL iBT - 留学生からの根強い支持
  4. 04IELTS - イギリス・オーストラリア・カナダへの留学・移住に使える英語資格

日本で最も知名度が高い英語の資格

01.TOEIC

英語を勉強している人であれば、一度は聞いたことがある英語資格。1979年に日本人向けに開発されて以来、受験者を伸ばし続け、2013年度には受験者数が過去最高の約236万人を記録。英検を初めて上回ったことがニュースにもなりました。

TOEIC (Test of English for International Communication)

TOEICの一番の特徴は、日常のコミュニケーション(チラシ・手紙の読解、同僚との会話のリスニングなど)を試す問題が出題される点。さらに試験の問題にスピーキング・ライティングがなく、すべて選択問題で問われるため、英語の資格の中でも比較的対策が行いやすいといわれています。

現在、TOEICを推薦・AO入試の出願要件とする大学や、昇格・昇進の要件として定めている会社も多く、今後も英語技能を証明する資格として扱われることでしょう。受験料も5,725円と比較的安いため、英語の資格取得を検討しているならば、真っ先に候補に挙がる資格です。

受験・評価方式 スコア形式(990点満点)
試験形式 選択
出題される英語技能 リーディング、リスニング
受験料金 5,725円
試験時間 2時間
こんな人におすすめ
  • 就活や転職で使える、知名度が高い英語の資格がほしい
  • いろいろな機会でアピールできる英語の資格がほしい
  • 英語の習熟度を見るために腕試しをしたい
対策ポイント 長文読解、リスニング

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日本で最も知名度が高い英語の資格

02.英検

文部科学省が後援し、高校や大学など様々な教育機関で取得を推奨されている英語資格。受験者数こそTOEICをわずかに下回るものの、50年以上の歴史を持つ英語資格として幅広い年代で高い認知度を誇ります

英検(実用英語技能検定)

試験内容は7種類の受験級によって異なり、上位の級(1級、準1級)ではリーディング、ライティング、リスニング、スピーキングという英語の4技能をすべて出題。受験料金や試験内容などに受験級によって異なり、受験を無駄にしないためには、背伸びせずに自分に合った級数を選ぶことが大切です。

TOEICとどちらがよいか悩んでいる人は、スピーキング・ライティング試験が必要かどうかで判断しましょう。英会話教室での勉強や留学の成果をメジャーな資格にしたい!という人にも英検は向いています。また、比較的新しいTOEICよりも、幅広い世代になじみがある英検の方が、取得級で英語のレベルが伝わりやすく、就活・転職のアピールに使いやすいというメリットもあります。

受験・評価方式 受験級ごとに異なるテストを受験
級は1級、準1級、2級、準2級、3級、4級、5級の7種類
試験形式 1次試験:選択、記述
2次試験:面接
出題される英語技能 リーディング、ライティング、リスニング、スピーキング
受験料金 2,000円~8,400円(受験級により異なる)
試験時間 1次試験 1時間20分~2時間50分(受験級により異なる)
こんな人におすすめ
  • 就活・転職で便利な知名度の高い英語の資格をとりたい
  • ライティング、スピーキングの力もアピールしたい
  • 年配の人にも知名度が高い資格を取得したい
対策ポイント 英作文(1級・準1級)、面接試験

留学生からの根強い支持

03.TOEFL iBT

TOEFLはTOEICと主催団体を同じくする英語資格。大学・大学院といった高等教育機関へ留学する際の英語力証明として使用され、留学希望者にとっては必須の資格となっています

TOEFL(Test of English as a Foreign Language)

3時間を超える試験では、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングが全て出題され、特にスピーキングはその場で与えられたテーマに関して数十秒のスピーチを行う形式のため、面接形式よりも格段に難易度が上がるといわれています。

試験の全体的な難易度はTOEICよりも数段あがるため、難易度の高い英語資格で自身の英語能力を証明したいという人にもおすすめの資格。留学者向けだけあって日常英語などは出題されず、講義や評論文などアカデミックな内容が出題されるため、ボキャブラリの強化や学術的文章の読解など、より高度な対策が必要です。

受験・評価方式 スコア式(120点満点)
試験形式 選択、記述、口頭試問
出題される英語技能 リーディング、ライティング、リスニング、スピーキング
受験料金 $230(約25,000円)
試験時間 3時間20分~4時間10分
こんな人におすすめ
  • 海外留学に使える資格がほしい
  • TOEICより1段難しい試験に挑戦したい
  • ライティング・スピーキングの力もアピールしたい
  • 外資系企業など、高い英語力が必須な企業への就職・転職でアピールしたい
  • 英語の習熟度を見るために腕試しをしたい
対策ポイント 学術的単語の強化、スピーキング

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イギリス・オーストラリア・カナダへの留学・移住に使える英語資格

04.IELTS

ケンブリッジ大学ESOL試験機構・ブリティッシュカウンシルが運営する英語資格。TOEFLと同じく留学生に人気の資格で、2010年から英検が日本で共同運営をスタートして以来、受験者は4年で3.5倍にまで増加しています

IELTS(International English Language Testing System)

IELTSはイギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、南アフリカで特に普及しており、大学留学・移住申請の際に用いることが可能です。特にイギリスでは2014年からビザ申請の際にTOEFLが申請できなくなり、IELTSのみを受け付けています。

試験の内容は、TOEFLと同じくリーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4つの技能。スピーキングが面接方式でTOEFLより難易度が落ちる一方で、リーディングではボリュームのある文章が出題され、傾向は違えどTOEFLと同じく高レベルの資格であることは間違いありません。
試験には留学者向けのAcademic Module(アカデミックモジュール)と移住・ビザ申請などに使われるGeneral Training Module(ジェネラルトレーニングモジュール)の2種類があり、目的によって使い分けると良いでしょう。

受験・評価方式 スコア式(9点満点)
試験形式 選択、記述、口頭試問
出題される英語技能 リーディング、ライティング、リスニング、スピーキング
受験料金 2万4,675円
試験時間 約1時間50分
こんな人におすすめ
  • イギリス・カナダ・オーストラリアへの留学に使える資格がほしい
  • TOEICより1段難しい試験に挑戦したい
  • イギリス・カナダ・オーストラリアへ移住するのが夢
対策ポイント 地域色のある英語のリスニング、長文の読解

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