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投資信託(ファンド)の初心者にもわかる選び方。ファンドのタイプを知ってリスクを抑えた投資をしよう。
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投資信託の選び方

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 前回は、投資信託の概要や、メリット・デメリットを解説しました。
 投資信託(ファンド)は、投資家から集めた資金を運用会社がまとめて運用する投資商品です。
 運用の結果、利益が発生すると、投資家はそれを「分配金」として受け取ることができます。
  また、運用成績しだいでファンドの価値(基準価額)も上下するため、購入したファンドが買った時よりも高い基準価額をつけていれば、それを売って「売却益」を得ることも可能です。

投資信託はすぐれたリスクコントロール商品

 投資信託の一番の特徴は、少ない投資額であらゆるエリア・対象に投資できる点です。
 株式投資の場合、投資家が自分で銘柄を選び、数万円〜数十万円の費用を出して購入しますが、その企業の株価が下がれば、資産は目減りしてしまいます。

 投資信託でも、ファンドの基準価額が下がれば同様のことが起こりますが、そのリスクを減らすため、運用会社は複数の株銘柄を購入します。
 また、「株式と一緒に債券を組み合わせる」「海外株式を組み込む」といったバリエーションをつけることで、本来、リスクの高い商品の値動き幅を縮めたり、リターンの増強を行なうこともできます。

 このように、多くの投資家から集めた資金で自由に分散投資ができる投資信託は、リスクコントロールの面で非常にすぐれた投資商品と言うことができます。

 昨今の投資信託人気を受けて、銀行や証券会社、郵便局からは、こぞって新商品が販売されるようになりました。
 その数は、2008年現在で約5,800本、一般投資家向けに販売される公募投信だけでも3,200本以上にのぼります。これだけ多くのファンドが出回っていると、最初のうちは、なかなか「これ」という1本を決めづらいかもしれません。

 そこで今回は、投資信託の選び方に焦点を当てて、投資信託のタイプや購入の仕方、購入時にチェックしたいポイントを見ていきます。

 投資信託のタイプを知ろう

 投資信託は、投資エリアや投資対象、運用方針などによって、いくつかのタイプに分かれます。まずは、大まかな投資信託のタイプとその特徴を知っておくと、ファンド選びがスムーズになります。

投資エリアと投資対象

投資エリア

 投資信託の投資エリアは「国内」と「海外」。投資対象はおもに「株式」と「債券」です。
 この4つの組み合わせからなる「国内株式型」「国内債券型」「外国株式型」「外国債券型」の4タイプと、複数の投資対象(株式・債券・不動産など)に投資する「バランス型」をあわせた計5つが、投資信託のおもなタイプです。

 その他、上記以外の投資対象を持つファンドとして、REITと呼ばれる「不動産投資型」や、穀物・金・原油などに投資する「コモディティ型」。
 また、海外エリアに投資するファンドには、欧米などの「先進国型」、BRICs(※)に代表される「新興国(エマージング)型」、世界中にまんべんなく投資する「グローバル型(日本を含むもの、含まないもの)」があります。
※BRICs・・・ブラジル、ロシア、インド、中国。経済発展が著しい新興国・4カ国の頭文字。

投資信託のタイプ
国内 株式型
債券型
バランス型
海外 主要国 株式型
債券型
バランス型
エマージング 株式型
債券型
バランス型
グローバル バランス型
国内外 バランス型
その他(REIT、コモディティなど)

 投資エリア・投資対象によって、ファンドの値動きやリスクの度合いには違いがあります。たとえば、「株式」と「債券」では、それぞれが「株価」と「金利」という異なった指標の影響を受け、さらに「株が値下がりすると債券が買われやすくなる」などの市場原理も働くために、同じ値動きをすることは少なくなります。

 また、「先進国」と「エマージング諸国」では、物価や金利・経済成長速度などの諸要素から、やはりファンドの値動きに差が見られます。

 そこで、投資信託を買う場合は、値動きが異なる2つ以上のファンドを組み合わせるか、幅広い対象に投資するバランス型ファンドを選んでリスクをコントロールすることが勧められています。
 代表的なリスクコントロールの組み合わせは、「国内株式型」と「外国債券型」、「国内バランス型」と「グローバルバランス型(日本を含まないもの)」などです。

 尚、経済発展が著しいBRICsなどの「エマージング型ファンド」は、ここ数年、投資家たちの熱い注目を集めていますが、先進国に比べると、まだ市場規模が小さく投資環境が整備されていないため、値動きの激しさやカントリーリスク(※)が伴います。
 エマージング型ファンドについては、メインとするファンドを購入した後の余裕資金で購入するのがよいでしょう。
 ※カントリーリスク・・・投資先の国の政治・経済・社会状況の不安定化や混乱などにより、投資した商品の価格が変動し、損失を被るリスク

運用方法

 投資信託は、資金の運用方法によって、さらに「インデックス運用(パッシヴ運用)」と「アクティブ運用」に分けることができます。

運用方法

 インデックス運用は、日経平均株価のような、ある特定の指数(=インデックス)に、ファンドを連動させて運用する方法です。

 たとえば日経平均連動型のファンドでは、主要株225銘柄を日経平均と同割合で組み込むことで、自動的に日経平均株価とほぼ同様の値動きをします。その他、TOPIX、ニューヨーク・ダウ、ナスダック、債券指数などが、インデックス運用に用いられる代表的な指数です。

 インデックス・ファンドの特徴は、特定の指数に連動しているため、市場平均に比べて大幅に値上がりすることもない代わりに値下がりすることもなく、つねに平均点のリターンが期待できること、また、ニュースなどを通じて値動き情報を得やすいこと、そして、ファンドマネージャーによる運用が行なわれないぶん人件費が抑えられ、売買コストが低めに設定されていることです。
 インデックス・ファンドの場合、同じ指数に連動する商品であれば、運用結果そのものに大きな差はありませんので、手数料の安いものや、「純資産総額(後述)」の多いものを選ぶと良いでしょう。

 これに対して、アクティブ運用は、ファンドマネージャーが株式・債券などの売買を行い、市場平均を上回るリターンをめざす運用方法です。信託報酬や販売手数料は、インデックス運用型のファンドに比べて高めになります。
 ファンドの運用成績は、ファンドマネージャーの手腕によるところが大きく、大幅なリターンを受けられる場合もあれば、市場平均を下回る場合もあります。そのため、アクティブ運用型のファンドを購入する際は、後述の「目論見書」「騰落率」などで、ファンドの過去の運用成績を見極めることがより重要になります。

販売方法

 投資信託は、販売方法別に、「オープン型(追加型)」と「スポット型(単位型)」に分かれます。

販売方法

現在の主流はオープン型で、これは購入期間を自由に設定することができ、1ヵ月ごとの積立購入や、ファンドの値動きをみはからったタイミング購入ができるものを言います。
 スポット型は、一定の販売期間と運用期間が設けられているタイプで、それ以外の期間は購入ができません。
 オープン型・スポット型とも、原則として、売却は自由に行なうことができます。

分配方法

 投資信託では、運用によって収益が発生した場合、投資家に「分配金」が支払われます。
 この分配金を決算のたびに受け取るタイプを「分配金受取型」、発生した分配金を決済せず再度運用に回すタイプを「再投資型」と呼びます。

分配方法

 分配金を決算ごとに受け取りたい場合は「分配金受取型」を選択するのが望ましいですが、その際に注意したいのは分配金にかけられる税金です。投資対象(株式、債券など)の種類によって、分配金の約10〜20%に課税され、分配金を受け取るたびに差し引かれます。
 そのため、すぐに必要でない資金を中・長期で運用する場合などは、「再投資型」を選んだほうが、税金面では有利と言うことができます。
 また「再投資型」の場合、決算ごとに分配金がプラスされて運用資金の総額が増えていきますので、結果的には「受取型」よりも多くの投資成果を得られる可能性が高くなります。

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