食品の安全性 安心できる食材を選ぶためのポイントとは?

食品の安全性 放射能から家族・子どもを守るためには?安心な食材を選ぶためにできること

食品の安全性チェックポイント

食品の安全性と放射能

食品の安全性の確保は、福島原発事故の放射能問題に端を発し、日本人にとって重要なテーマとなっています。人体に対する放射能の影響はまだ全てが解明されている訳ではありませんが、身体が完成していない子供は大人より大きな影響を受けることは間違いありません。特に小さな子供がいる家庭にとって食の安全は非常に大きな課題と言えるでしょう。

まず我々が認識しなくてはいけない事は、国が家庭の食卓を守ってくれる訳ではないという点です。子供を含め、家族を放射能による影響から守るためには、自分達の食生活は自分達で守るという意識が最も重要です。ちなみに大手スーパーは、流通網が広がり過ぎているため、十分な検査体制を作るのが難しいのが実情です。現在のところ、食品の安全性を確保するための最も有効な手段は、そもそも安全に対する基準が厳しく、十分な検査体制を取る事ができている食材宅配サービスと言えるでしょう。

食材宅配サービス各社の取り組み

食材宅配サービスが優れいてる点の一つが、食品に対するトレーサビリティです。日本ではBSE問題や事故米問題から、牛肉、米にトレーサビリティが義務化されていますが、野菜などではまだ義務化されてはいないため、大手スーパー等で知ることができる情報はその産地程度です。しかし、一部の食材宅配サービスでは、食品の産地に加え、生産者情報やその生産過程まで情報を公開しています。さらに放射能に対しても自社検査や外部依頼検査を実施する等、食品の安全性の確保に日々努力しており、その姿勢は大手スーパー等とは大きく異なります。食材のトレーサビリティを確保し、放射能検査を徹底している食材宅配サービスが、他と比較して安全と言われる所以はここにあります。

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放射能検査体制比較

放射能検査機器は、需要が供給を上回っており、品薄状態が続いています。放射能検査機器は高価なものが多く、検査を行うためにはコストの問題が発生します。検査自体は外部の公的な機関に依頼することも可能ですが、検査結果がでるまでに長い時間がかかる為、青果等の鮮度が大切な食材は流通前に結果を判断することが難しいという問題があります。 つまり、食品に関しては、食品を提供する各社が放射能検査を実施し、迅速に商品を流通させる必要があります。食品の安全性にこだわるのであれば、各社が行っている放射能検査体制を比較することで、安全への配慮に対する一つの目安となります。

ちなみに放射能検査体制を比較する際に、注意したいのは検査対象、方法、頻度、検査基準値です。検査基準値は国の暫定基準値に概ね準拠していますが、基準値は震災前と比較して大幅に引き上げられており、食材宅配サービスの中には、自社で厳しい基準値を設けているところもあります。例えば、「Oisix」は震災前の基準値(セシウム370Bq/kg)に、「らでぃっしゅぼーや」は比較5社のうち唯一自社基準値(セシウム50Bq/kg)を設定しています。また、震災時多く検出された放射性ヨウ素は半減期が短く(8日)、事故から半年経った現在、食材からは検出されないのが一般的な為、現在は半減期の長い放射性セシウムの基準値が現在ではより重要です。

企業名 Oisix 大地宅配 らでぃっしゅぼーや 東都生協 パルシステム イトーヨーカドー
  Oisix 大地宅配 らでぃっしゅぼーや 東都生協 パルシステム イトーヨーカドー
ジャンル 食材宅配 食材宅配 食材宅配 食材宅配 食材宅配 大手スーパー
特徴 食材を購入する際、産地を選択することができる。また、検査結果を毎週定期的に公開しており、検査体制は万全 北海道、西日本の野菜を集めた子供達への安心野菜セットを販売
西日本の野菜を集めた「産地限定ぱれっと」を販売。(※ただし品薄状態)食品検査体制の強化に対する取り組みが早い チェルノブイリの事故から放射能
検査を実施。食品の安全性を検査する体制の構築は最も古い。
一部で食品の検査を実施。放射能に対する取り組みについては、後悔情報が少ない。 規模が大きいため、食品の検査体制の構築が難しい。基本的に国の基準に準拠
検査対象 青果物・乳製品・卵・鮮魚・精肉の全品目と加工品の一部 青果物全品目と加工品一部 青果全品目と加工品の一部 青果、加工品の一部 青果、加工品の一部 ※国産牛肉のみ検査
検査方法 対象の全アイテム検査オススメ 対象の全アイテム検査オススメ サンプル抜き取り検査 サンプル抜き取り検査 サンプル抜き取り検査 -
検査頻度 【自社】
対象全アイテムを流通前に毎日実施

【外部機関】
定期的にサンプル抜き取り検査
【自社】
対象全アイテムを流通前に毎日実施

【外部機関】
定期的にサンプル抜き取り検査
【自社】
関東・東北の野菜を中心に全品目検査

【外部機関】
1日1から5検体程度でサンプル抜き取り検査
【自社】
実際に注文し宅配された産直食材の中から毎週1〜3品目サンプル検査
【自社】
検査なし

【外部機関】
定期的にサンプル抜き取り検査
(6〜7月で約100検体)
-
検出基準 ベビー&キッズ商品については「乳幼児用高精度検査」を実施 10ベクレル 1ベクレル 5〜10ベクレル  
検査基準 震災前の国の基準に準拠

放射性セシウム
放射性ヨウ素ともに370Bq/kg

※セシウムと同様
(ベビー&キッズカテゴリ商品については放射性ヨウ素100Bq/Kg以下)
国の暫定基準に準拠

放射性セシウム500Bq/kg
放射性ヨウ素2000Bq/kg

(子どもたちへの安心野菜セットについては核種ごと概ね10ベクレル/坩焚次
自社規制値を設定

放射性セシウムは自主規制地50Bq/kg(国の規制値の10分の1)
放射性ヨウ素2000Bq/kg(9月時点では記載なし)
国の暫定基準に準拠

放射性セシウム500Bq/kg
放射性ヨウ素2000Bq/kg
国の暫定基準に準拠

放射性セシウム500Bq/kg
放射性ヨウ素2000Bq/kg
国の暫定基準に準拠

放射性セシウム500Bq/kg
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安心できる食品を選ぼう

放射能に関しては一般的な消費者の知識で情報の真偽を100%判断するのは困難です。しかし、食材宅配サービス各社の公開情報をもとに、できるだけ安全な食品を選ぶことはできます。食材宅配サービスは、もともと放射能対策として生まれてきたわけではありませんが、食品の安全に対して以前から取り組んでおり、その意識とレベルは大手食品スーパーを大きく上回ります。 食材宅配サービス各社は、放射能検査体制に加え、西日本や北海道の食品を取り扱うといった地理的な努力も進めています。
例えば、らでぃっしゅぼーやは「産地限定ぱれっと」という会員向けのサービスで西日本の野菜を提供しています。(※ただし「産地限定ぱれっと」は抽選による限定販売) また、大地を守る会は、各放射能物質10Bq/kg以下の西日本の野菜を集めた「子供たちへの安心野菜キット」を販売しています。Oisixでは検査結果を毎週定期的HPに公開、商品を購入する際、産地が明記されているため、食材が買いやすく、この点は他の食材宅配サービスと比較しても有利です。

放射能対策は、これまでに我々が経験したことがない問題であり、食材宅配サービス各社の取り組みも試行錯誤が続いています。今我々にできることは、自分達の食生活は自分達の手で守らなければならないことを理解するということです。現時点では、食品の安全性を確保するための手段として、食材宅配サービスが最も有効な手段の一つであるということは間違いないでしょう。

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